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米中部分合意で売り圧力も、NY金は三角保ち合い下限で反発

米中部分合意で売り圧力も、NY金は三角保ち合い下限で反発
米中閣僚級での貿易協議で部分合意となった週末。その期待感の高まりからも週半ばからはリスク選好の株高の流れが強まり始め、安全資産の金には売り圧力。
今回は期待を裏切られることなく、15日の対中関税引き上げも見送られ、週末にNY金は1500ドルを割れて一段安。

しかし、雲の下限と20日移動平均-2.5%乖離ライン、そして7月1日安値を起点に下値を切り上げるサポートラインも重なる1470ドル半ばの水準は強めのサポートとなったようです。
期待感先行によるリスク選好の流れが事実確認で一服、という状態にもなり、NY金は三角保ち合いを維持する形にもなりました。
と同時に9月4日高値を起点に右肩下がりのライン、三角保ち合い上限ラインを超えない限りは下降チャネルも継続中。

10月末期限のブレグジットの動向なども意識しながら、月末までの米指標結果を踏まえて月末のFOMCでの追加利下げ有無と年末見通しによってNY金の方向感も最終判断へ、という展開にもなりそうです。
依然として10月末追加利下げ優勢の状況にはあるものの、これが大きく後退していくようなら三角保ち合い下限割れへ。追加利下げ確実の情勢となって年末には今年4回目の利下げ見通しへ、となれば三角保ち合い上方ブレイクへ。

前者なら、下降チャネル継続で10月末FOMCの結果確認後、11月にかけては5月以降の上昇幅の半値戻し、1410ドル台を目指す流れも想定されます。
後者の場合、5月以降の上昇トレンド延長戦となり、年末にかけて今年高値再更新トライへと向かう展開も想定できそうです。
いずれにしても、分岐点は10月末の1500ドル。これを維持できるかどうかが重要なポイントになりそうです。

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三角保ち合いで臨む10月FOMC、NY金の攻防ラインは1500ドル(10/6)
景気先行き不透明感から金融政策先行き不透明感へ(9/22)
FOMC前に1500ドル割れ、利下げ観測後退続けばNY金は1450ドルも(9/15)
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