雲に支えられて上昇軌道維持のNY金、次のポイントは1230ドル

アップル株急落など米ハイテク株下落に牽引されての株安地合いが続き、英国ではEU離脱合意を巡って閣僚の辞任騒動もあり、ポンド急落を端にリスク回避ムードが強まり、大きく値を下げた原油価格は過去最長の12日続落でいったんは下げ止まり、週末には複数のFRB高官が世界経済のリスクへの警戒感も示すなど、様々な要因が交錯し、結果的にはドル高の流れが巻き戻されてNY金は反発。
8月以降の上昇軌道を維持する形となっています。
瞬間的には1200ドルの大台割れを試す場面もあったものの、薄くなった一目均衡表の雲に支えられて反発し、1220ドルを回復したNY金。
雲の上限を上回る水準を維持してはいるものの、基準線(1221.3)と転換線(1217.5)とは揉み合い状態にあり、遅行線も26日前のロウソク足との揉み合い状態。
ゆるやかな上昇軌道を維持しながらも、強気相場と弱気相場の境目での攻防状態となり、反落警戒感も続く状況とも言えそうです。
ドル安の流れが続くようなら、1240ドルから1260ドル方向へと上値を伸ばす展開も想定できそうですが、4月高値と10月高値を結ぶラインも抵抗線を形成して目前に迫ります。
上昇チャネルのなかでの上半分へと、水準を切り上げようと思えば、目前に迫る抵抗線、1230ドル付近をしっかりと超えていくことがポイントとなりそうです。
この抵抗線と上昇チャネルの下限サポートラインとで三角保ち合いも形成し、12月FOMCの頃には頂点付近となります。
来年に向けての利上げ見通しなどの動向次第で上下どちらかへ、レンジをブレイクしていくような展開も予想されます。
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急落のNY金、上昇軌道維持か二番底トライか、それとも・・・(11/11)
調整局面入りでも、雲に支えられればNY金は上昇軌道維持へ(11/4)
同時株安再燃でも、上値が重くなってきた金(10/28)

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ドル安の流れが続くようなら、1240ドルから1260ドル方向へと上値を伸ばす展開も想定できそうですが、4月高値と10月高値を結ぶラインも抵抗線を形成して目前に迫ります。
上昇チャネルのなかでの上半分へと、水準を切り上げようと思えば、目前に迫る抵抗線、1230ドル付近をしっかりと超えていくことがポイントとなりそうです。
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