プライスチャネルで見るNY金は1320ドルまでは上昇する?

NY金は9月8日高値1362.4ドルから10月6日安値1262.8ドルまで、約1カ月で99.6ドル、7.3%下落して反発局面を迎えています。
6月の下落局面と並んで今年最大水準の下落率となったものの、今年の平均的水準で上昇チャネルの範囲内に収まった形です。
そして今回の反発局面では、少なくとも1320ドル程度までは上昇する可能性もありそうです。
今年のNY金相場の推移をプライスチャネルで見ると、過去20日間の高値を示すアッパー・バンドと、安値を示すローワー・バンドとの中央値、センターラインがトレンド転換の分岐点となってきました。
なお、このセンターラインは、過去20日間の終値の平均を示す、20日移動平均線にも近い推移となり、トレンド転換の目安として、20日移動平均線で代用することもできそうです。
20日間のプライスチャネルのセンターラインを超え切れなかった場合、今年のNY金は尽く元の流れに戻っています。
超えた場合、上抜けならアッパー・バンドまで、下抜けならローワー・バンドまで、その流れが継続する展開となってきました。
今回の反発局面では、既に1300ドル台へと到達し、20日移動平均線を上抜け、プライスチャネルのセンターラインも上抜けつつあります。
この後、1300ドル台を維持できれば、今回もアッパー・バンドまでの上昇が見込まれることになりそうです。
現時点で1340ドル付近に位置するアッパー・バンドはこの先、段階的に切り下がることになりますが、1週間程度は1320ドル付近までにとどまる為、1320ドル程度までは上昇することになります。
もし、北朝鮮情勢などリスク回避の流れが強まるような事象が発生した場合には、アッパー・バンドを押し上げる形でさらに上昇する可能性もあります。
ただし、逆に現状水準での横ばい推移傾向が1週間以上続いた場合には、アッパー・バンドは現在の高値1306ドル程度まで切り下がることになり、上昇余地を失ってしまう可能性も否定はできません。
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この後、1300ドル台を維持できれば、今回もアッパー・バンドまでの上昇が見込まれることになりそうです。
現時点で1340ドル付近に位置するアッパー・バンドはこの先、段階的に切り下がることになりますが、1週間程度は1320ドル付近までにとどまる為、1320ドル程度までは上昇することになります。
もし、北朝鮮情勢などリスク回避の流れが強まるような事象が発生した場合には、アッパー・バンドを押し上げる形でさらに上昇する可能性もあります。
ただし、逆に現状水準での横ばい推移傾向が1週間以上続いた場合には、アッパー・バンドは現在の高値1306ドル程度まで切り下がることになり、上昇余地を失ってしまう可能性も否定はできません。
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